keso's memorandum

怒らない備忘録

統計検定準一級を受けてきたので感想を書く。

概要

統計検定準一級を受けてきたので、いつもの自分の振り返り用に書きます。主に個人的に苦しんだことを書くので、他の合格体験記で書かれているような良さげな勉強法や参考書が気になる方はあまり面白くないかもしれません。

結果

60点の合格ラインに対し、66点で合格しました。

※一発合格ではないです。

勉強方法

  • 勉強時間は少なくともトータル100時間はやったような気がします。
  • 参考書はワークブックと過去問を永遠にやってた。
    • 色々な本を買ったけど、ほとんど見てないです。
    • 強いて言えばこの本だけは、統計的検定や推測についてとてもわかりやすく言語化がされており、参考になりました。
  • 式の暗記はなるべくやらない。特に信頼区間や検定の式については数式の意味を理解することが大事。
  • 「理解をした=自分なりの言語化ができること」と思ったので、自分の理解が合っているのか文字に起こしてChatGPTに聞いていました。

試験勉強に苦しんでいる方へ

私は他の合格者と比較して綺麗に一発合格するのはできなかったので、得意げには言えないですが、 これから勉強する方や統計検定準一級に苦しんでいる方に参考になりそうなポイントを考えてみました。

  • 参考書はとりあえずワークブックと過去問だけやろう

    • 他の試験を受けた方の情報を見ると、現代数理統計学の基礎や統計学入門などが推薦されたりするのを見ますが、挫折する可能性が高い&試験範囲を正確に捉えられないので私はオススメしません。
    • (本自体はとてもわかりやすいので手元に置いておくのは良いと思いますが、ネットで調べた方が早い気がします。)
  • さっさと試験を受けにいくべし

    • 私は長期的にダラダラと勉強をしていましたが、さっさと腹を括って1度CBTを受ければ良かったと後悔しています。ボコボコにされると思っていましたが、1回目の試験で合格に少し足らず落ちたものの、あとどこをやれば合格できそうかがわかったので、モチベーションにつながりました。
    • 受けにいくとしたら、ワークブック1,2週&過去問1周ぐらいが目安になると思います。
  • まあ運が悪い時もあるさ

    • 試験範囲が広すぎるため、出題される問題との相性や運があると私は思います。
    • なので50点代で落ちた場合は、早め(1~2週間後)にもう一度受けてみるのをオススメします。
    • CBTでは見覚えのある問題が出ることがあるので、落ちてしまっても試験後すぐにどのような問題が出ていたか軽くメモっておきましょう。

感想

自分の合格点を見てまだまだ完璧な理解からは程遠いなぁと感じました。なので合格は素直に嬉しいですがちょっとモヤモヤもありました。 一級は生半可な勉強では受からない試験だと思いますが、ここまできたので一度挑戦してみようと思います!